少女が怨霊を浄化した。
そんな噂があっという間に京中に広がり、さらには鎌倉にまで及んだ。
…それが時空を歪めるとは、誰も思ってもいなかっただろう。
しかし、着実に時空は歪んでいく。を中心として。
「、いるか?」
「…あ。大将。
おかえんなさーい」
鍛練所に現れた九郎。
そこに居た者はほぼ全員が彼を見た。も例外ではない、と言うよりも呼ばれたのだ、反応しない方がおかしい。
はとてて、と九郎に近付きにこりと笑う。
「時さんは?」
「景時なら中だ。
…いい加減やめてくれ」
突然の九郎の申し出。はきょとんとし、目を丸くする。だがしかし、すぐに思いあたることを見付け、くすっと声を漏らす。
「大将は大将でしょ?それに大将、って呼ばないと敬語、使えない」
「普段からお前は使ってないだろう?…九郎で構わない」
「はぁい。九郎」
へらりとだらしなく笑うに九郎はこっそりとため息を吐く。
「九郎、ぼくに用事は?」
「あ、あぁ。一緒に来てくれ」
「うん」
九郎はを気遣いながら歩く。
そして彼らの運命が重なった。
後書きと言う懺悔部屋
短い。異様に短すぎる。
・・・でも楽でいいですね・・・
2005/9/30 刹霞
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