数日前に朔と黒龍がつれてきた子供。
黒龍曰く『応龍の化身』らしいがどう見てもただの人間の子供である。
そう言うと黒龍は、


「応龍の化身は人間から選ばれるから」


こう返ってきた。
選ばれる基準も無い様で。・・・まぁ、黒龍の神子の選ばれる基準も無いみたいだから、そういうものだ、と自分で納得するしかない。


しかし・・・何故だろう。
何故こんなにも気にかかるのか。
別に放っておけばいいのに。時間があるとつい少女のいる部屋へと足を運んでしまう。







そして今も、少女の部屋にいる。


「・・・なんでだろうね〜」


ぽつり、と呟く。別に返事を期待しているわけでもなく、ただ呟きたかった。
少女の寝顔を見つめてから、持ってきていた書状を広げ、読む。





読み始めてから程なく、誰かに見られている事に気付く。
視線は下から。書状から目をそらし、下を向く。
すると悲しそうな顔の少女が俺を見つめていた。


「あれ?起きたんだ。どこか痛くない?」


そう声をかける。すると少女はふるふる、と首を小刻みに横に振る。
そっか。じゃ、お腹はすかない?とさらに尋ねる。
少し考えるそぶりを見せてから、こくん、と今度は首を縦に振る。



「お腹すいたの?」


こくん、と再び少女は頷く。

・・・何か違和感がある。そう思った。その違和感の正体にすぐ気付いた。
先程から一言も話してないのだ。この少女は。



「・・・もしかして、話せない?」


俺の問いに、少女は目を伏せこくん、と頷いた。






















後書きと言う懺悔部屋
・・・何が書きたい。しかも全然進まないじゃん!
うーむ。とりあえず、暫くは景時しか出てきません。
景時好きです。その次はヒノエと弁慶、知盛。
・・・傾向が謎です。


2005/09/24 刹霞


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